COMTEC(コムテック)のドライブレコーダー ZDR035 取付 BMW MINI クロスオーバー

2022年10月14日

COMTEC(コムテック)のドライブレコーダーの取付を行いました。

選定基準から取付後のレビューを紹介したいと思います。

装着していたドライブレコーダーが壊れた

今回取付を行った友人の車両には新車購入時にGARMIN GDR32と呼ばれる他社製のドライブレコーダーを装着していました。

結構前のドライブレコーダーですがフルHD、GPS連携、Gセンサーなど必要十分な機能を備えていて評価も高い機種だったそうです。

そちらが残念ながら故障して使えなくなったとの事ww

また、友人は駐車中に当て逃げ被害を2度経験しており駐車監視機能をもつ製品に交換したいという事で相談を受けました。

選んだモデルはコムテック ZDR035

友人の希望として外せない機能は
・駐車監視機能が付いた物
・画質が良い物
・前後カメラ


上記の条件に該当する製品は様々なメーカーからリリースされてますが…

管理人の車両には同じコムテック製のドライブレコーダーを装着しており現状不具合もなく機能している為友人の車両にもこちらのメーカーを勧めました。

参考までにお勧めの候補として紹介したのは2つの機種

コムテック ZDR035

コムテック ZDR016

2つの主な違いは
ZDR035の方が上位グレードに位置付けられており
ZDR016と比較して


・STARVIS機能搭載で夜間の撮影に強い
・広い範囲を撮影可能
・大容量(128GB)のmicroSD対応(ZDR016は32GBまで)
・補償が3年(ZDR016は1年)
・本体や液晶サイズが大きい
・値段が高い(ZDRと比較して約3000円UP)



他にも細かな点が御座いますが簡単に紹介すると上記のような違いがあります。


条件にもよりますが夜間に乗る機会が少なくて本体がなるべくコンパクトを希望、値段も安いので構わない場合はZDR016でも十分だと思います。


友人にもそれぞれの機能を説明した上でどちらにするか聞いてみた所ZDR035にしたいという希望でしたのでZDR035を手配しました。

駐車監視機能を有効にするには別売りのケーブルが必要です。

駐車監視機能を使用する必要がなく
エンジンが始動している時のみの録画で構わない場合は付属のシガーソケットからの電源取り回しで接続するだけで大丈夫です。

但し、駐車監視機能を有効にするには常時電源を接続する必要があります。
その為には別売りで販売されてある駐車監視・直接配線コード(HDROP-14)を入手する必要があります。


また、電源を取り出す箇所によっても異なりますが
フューズボックス等から電源を引き出す際はフューズ電源の取り出しケーブルが必要になります。

※車両によってフューズにも平型、ミニ平型、低背など種類がありますので適合する物をお買い求めください。
ネットはもちろんホームセンターやカー用品店、自動車工具店等でも入手が可能です。

車両へ装着

装着した車両は2015年式 BMW MINI クロスオーバー R60
電源は全てフューズボックスから取り出しました。

フロントカメラは
停車時に運転席から操作が出来るよう右側中央部付近に設置

リアは中央部付近に設置しました。

なお、駐車監視機能を有効にするには設定画面で駐車監視モードをONにします。


カメラの表示、機能

映像は編集や補正などが関係して実際の撮影状態と異なるので
メーカーホームページで掲載されてある動画をご覧下さい。

https://www.e-comtec.co.jp/0_recorder/zdr035.html
↑のURLからメーカーのホームページへアクセスできます。

実際に撮影した映像はとても綺麗です。
撮影条件にもよりますが正しく記録されていればナンバーや信号の識別も十分可能だと思います。

画面表示は1画面でも可能ですし画像のようにフロントカメラ、リアカメラの映像を2画面でまとめて表示させる事も可能です。

設定画面も分かり易くボタンも本体底面、ディスプレイ左側に集約されていますので操作性も良好です。

駐車監視機能は車両や使用頻度によってはお勧め出来ません。

駐車監視機能を有効にした場合
電源がドライブレコーダーに常時流れています。

電流自体はそれほど大きい訳ではないのですが当然バッテリーに負荷が掛かります。

この待機電流を静電流、暗電流などと呼ばれますが…

いくらその値が小さくても長期間続けばバッテリー上がりを起こしてしまったり車両が異常を検知して警告や故障メモリーを記録する事もあります。


メーカー側もこれらに関しては対策を施してますので
ドライブレコーダー本体には車両バッテリーを監視する機能が搭載されています。

設定画面にあります

・録画方式
・駐車監視録画時間
・駐車監視録画電圧


と言ったパラメーターの変更で細かく調整が可能です。


ただ、メーカーや装着する車両によってもシステムが異なりますしユーザーさんの使用頻度、装着されてある車両バッテリーの健康状態によっては正しく機能しません。


特に
・車両システムが充電制御されてある
・車両の使用頻度が低い
・使用頻度が多くても1度の走行距離が極めて少ない
・車両のバッテリーが劣化している


上記に1つでも該当していればドライブレコーダー本体の電源が停止して結果駐車監視機能がされないと言った事が想定されます。


ドライブレコーダーのメーカーを問わず駐車監視機能を希望している方はその辺りを確認した上で少しでも該当するのであれば期待しない方がいいかもしれません。

最後に

このドライブレコーダーの取付を行って半年以上経過していますが友人曰く不具合もないそうです。
前後カメラ搭載で駐車監視機能があると以前より安心感が全く違うとの事でした。


可能であれば役立って欲しくないですが…
いつ何が起きるかわかりませんのでもしもの時のことを考えてしっかりした製品を購入する事をお勧めします。