MINI F56 JCW PRO フロントスプリッター装着(PDC装着車に加工取付)

2021年12月26日

BMW MINI 純正 アクセサリー
「John Cooper Works Pro エアロダイナミック アップグレードキットのキット内容にあるフロントスプリッター!
カタログには非対応扱いのPDC装着車に取付実施しました。

John Cooper Works Pro エアロダイナミック アップグレードキットとは

JCW又はJCWパッケージを装着している車両を対象としたエアロの追加オプションで
「フロントスプリッター」「リアディフューザー」「ルーフスポイラーフィン」の3点がセットになったキットになります。(単品での部品設定もあり)

その中で「フロントスプリッター」はフロントリップの両サイドに取り付けられているパーツ!
標準と比較して両サイドが外側に張り出していることでワイドに見えるようになります。

適合車種

現行型 BMW MINI
F55 F56 F57
JCW 又は JCWパッケージ(エアロ)装着車両
※LCI2は除く

フロントスプリッターの部品構成

スプリッターの部品は本体とアダプター、ボルト、クリップなどのショートパーツになります。

部品番号
5119 2339 038

値段
53570円

PDC未装備車両にはこのパーツを加工する必要は御座いません。
そのまま入れ替える事で交換可能です。

PDC装着車両には要穴あけ加工

PDCセンサーが装着されてある車両に装着するには下準備として
穴あけ加工を実施後車両に取り付ける必要があります。

方法としては

元々装着してある標準スプリッターの穴位置を参考にけがきを行い

穴をあけていきます。

穴あけ後は
PDCセンサーを固定する為に画像のPDCセンサー ホルダーが必要になります。
これは元々装着されてあるスプリッターから外して移植するか

PDCセンサー装着車用の新品を別途用意してホルダーを摘出→移植するかのどちらかになります。
摘出時はかなり強力な両面テープで固定されています。
無理に外そうとするとホルダーが変形しますのでご注意ください。

移植して加工したスプリッターへ装着する際は両面テープで張り付ければ大丈夫です。
外れたことはないですが気になる方はエアロ固定用の接着剤で固定する事をお勧めします。

車両へ取り付け

装着前
ノーマルパーツ摘出
装着後

取り付けてあるツメが硬くて一部外しにくいですが設置させた状態でも交換可能です。

注意点としては
・下側の固定ボルトの他にホイールハウス内側カバーと1か所ネジで固定されてある箇所があるので事前に外しておくこと。
・センサーの配線を切らないよう勢いよく引っ張らないこと。
上記の2点を意識すればDIYでも交換作業が出来るレベルです。

交換後の比較画像

右の車両がノーマル※下にAC Schnitzeのリップスポイラー装着
左の車両がJCW PRO フロントスプリッター装着車

社外品にあるような後付け感はない一方で並べてみると
サイドへの張り出し具合に大きな違いがある事が判断できるかと思います。

最後に

以前はPDC装着車両へ対応が可能なリップスポイラー及びフロントスプリッターは社外品を含めて加工しない以外は殆ど取付不可の扱いでした。
しかし、現在はPDC装着車用として初めから穴があいた物が一部の製品ではありますがラインナップに設定されるようになりました。

純正オプションのJCW PROはPDC装着車用に関しては残念ながら未だに設定はありません。
現行型がLCI2に変わりましたので今後追加で設定されることは恐らくないと思います。

ただ、同様の形状をした社外品ですとPDC用の設定が存在します。
海外通販でのみ購入が可能ですので手配が出来ればそちらを購入すると未加工で簡単に装着可能です。

話がそれてしまいますがJCW PROのフロントスプリッター用よりも更にワイドなスプリッターを装着している限定車「F56 JCW GP」!

こちらのデビュー後は同様な物が社外品でも多数出回っています。
純正オプションから社外品までPDC無し用が主流ではありますが今回のように穴あけ加工次第では取付が可能になるケースもあります。

カスタムショップも実績がある所が出てきていますので対象車にお乗りの方で気になれは1度相談してみるのもいいかもしれません。

それか道具さえあれば出来る内容です。
「手先が器用な方」「車が好きな方」「知識がある方」で自信がある方は自己責任にはなりますがチャレンジしてみては如何でしょうか?