パワーウィンドウレギュレーター交換 BMW MINI コンバーチブル (R52)
助手席側のリア窓が動かなくなりお預かり致しました。
定番の窓落ち
ミニの場合コンバーチブルに多いトラブルが「窓落ち」
症状は様々ですが…
いずれもパワーウィンドウスイッチでの操作に対して正常な動きをしなくなります。
初期症状では窓が動く事もありますが完全にダメになると窓が動きません。
雨天時などでは車内に雨水が侵入してきますし窓が開いた状態のままですと駐車時の盗難リスクも生じます。
「窓の動きがおかしいな!?」と思ったら早めの交換が必要です。
リアウィンドウレギュレーターの故障
今回の不具合はパワーウィンドウレギュレータ―の故障。
この部品は窓の上げ下げを担う部品です。
ワイヤーをくるくると巻き取る部品が樹脂製の為経年劣化で破損すると動作不良になります。
安価なリペアキットも存在しますが分解してみないと判断が出来ない為少し高額にはなりますがASSY交換での修理を提案致しました。
交換作業
スケジュールの都合で出張修理にて対応。
レギュレーター脱着の際は
外側のウィンドウモールと内張りやその周辺の部品を一式脱着する必要があります。
破損したレギュレーターになります。
窓がまだ動く状態ですとマニュアル通りに
ガラス脱着→レギュレーター取り外し
となるのですが
写真のような状態ですとワイヤーが絡まって全く動かない状態です。
この場合レギュレーターを一部分解して脱着する必要があります。
ガラスに傷が入る恐れもありますので慎重に作業を進めていきました。
動作チェックをして問題がなければ元通りに組付けます。
最後に
幌を閉じた状態で密着具合を確認して必要に応じて窓の調整をします。
これをしないと隙間が空いてしまい雨漏れや作動不良の原因になります。
※専用工具が必要になりますので専門店やディーラーに依頼されて下さい。
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