クルマの下廻りの錆対策 さびチェンジを使って防錆塗膜を形成!
目次
下廻りの錆が酷い!?
購入した中古車をジャッキアップして点検した際
下廻り(足回り)の錆が酷い状態でしたww
前所有者は積雪のある地域で使用していたようで特に防錆処理などは行ってなかった模様。
ボディに腐食はありませんでしたのでその点は良かったものの足回りの一部(特にナックル部周辺)とマフラーは錆や腐食が見られました。
マフラーについては穴があく前に対策をするとして下廻りも防錆処置を実施する事にしました。
ニッペ さびチェンジを用意しました
錆を落としてシャシーブラック塗る方法でもよかったのですが…
以前から「錆転換剤」と呼ばれるものに興味がありましたので
さびチェンジを購入し試してみる事にしました。
この商品は該当箇所に直接塗るだけで黒い防錆膜を作り、さびの進行を長時間防止する効果があります。
似たような商品として
錆止め&転換剤や
赤サビ転換防錆剤などがあります。
3つを比較して下2つは車用ですが内容量がどちらも少ないので量が多くてコスパが高いさびチェンジを用意しました。
ちなみにですが自動車の足回りだけでなく
門扉
フェンス
鉄骨ベランダ
鉄骨階段
カーポート
シャッター
スチール製物置
外灯
物干しの支柱
園芸用品
農機具
自転車のボディ
自転車の下まわり
冷蔵庫など
あらゆる鉄製品の錆対策用に使用可能と説明書きがあります。
パッケージの中身は変換剤の入ったボトルの他に刷毛が入っていました。
変換剤はクリーム色に近い白色の液体です。
独特な臭いがします。
少し粘土があるのでフタ(ネジ部)に変換剤が付いたら綺麗にふき取ってください。
変換剤が色んな所に付着して固まると
次回使用する際にフタが開けにくくなります。
さび取り不要とありますがある程度は除去する事をお勧めします
パッケージにはさび取り不要と書かれてあるのですがそれほど浸透性があって奥まで防錆効果を発揮するような物ではありません。
あくまでも表面上の錆に効果がありますのでワイヤーブラシや軽くペーパーを当てて浮き錆を落としましょう。
いずれにせよそのまま塗ると刷毛に錆が付着したり錆に引っ掛かって塗りにくくなりますのである程度は落としておくと作業も楽になります。
錆に塗ると青→黒の順で色が変化していきます。
変換剤を塗るとすぐに黒色へ変化するわけではありません。
塗った直後は
変換剤と同じ白色になりますが
その後写真のように青色のような色に変化します。
塗り過ぎると青色よりも若干白っぽくなります。
これが時間が経つにつれ
徐々に黒色に変化していき最終的には完全に黒くなります。
施工後の仕上がり
該当箇所に塗布後1日以上経過すると黒色になります。
多少ムラが出て気になる場合は2度塗りすれば自然になります。
大雑把に塗っても意外と落ち着いた感じに仕上がりますよ!
手で触ると若干ベトつきますがゴミなどが沢山付着するようなベトつきではありません。
乾燥後は塗装が可能ですのでこの上にシャシーブラックなどで塗装すればより強力な防錆処理が可能だと思います。
使ってみての感想
今回はじめて転換剤を使用してみました。
さびをしっかり除去してシャシーブラックなどで塗装するよりも
さび落としはある程度除去するだけで済みますし塗るのも転換剤はのびが良くて塗り易かったです。
以前レビューで粘土が高くて塗りにくいと言った内容がありましたがそんな事はありませんでした。
内容量も多いので様々な金属製品の錆対策に使用出来るのも良いと思います。
今回は転換剤のみ塗布しました。
使用環境が雪国や海に近い地域ではないのと雨の日も基本的に乗らないのである程度長持ちするのではないかと予測していますが…
転換剤のみでどれほど耐久性があるのか?を今後は検証していき必要に応じて追加で処置を行いたいと思います。
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