DIY 自分で出来る壁紙張り替え!倉庫部屋編
倉庫の奥に物置専用の部屋を作っていまして以前からその部屋の壁に壁紙を貼りたいと思っていました。
業者に頼むことも考えましたが最終的に自分でDIYしてみたのでその模様をお送りします。
壁紙を張り替えたい場合、DIYと業者依頼ではどっちがいい?
DIYで張替えを実施するメリット
- 費用を抑えられる
- 達成感がある
- 思い出になる
デメリット
- 失敗するリスクがある
- 道具を揃えなければならない
- 時間を要する
DIYで実施する最大の魅力は費用を抑えられる事!
作業には手間もかかりますが業者に依頼するよりリーズナブルに行えます。
また、必要な道具もネットや近所のホームセンターで全て入手が可能です。
自分で行うと空気が入ってしまったり壁紙を千切ってしまったり失敗もあるかもしれません。
ただそれらをDIYの醍醐味だと考えられるのでしたら失敗も味になるはずです。
また、休日に家族と一緒に施工をすると良い思い出になるのではないかと思います。
一方で完璧な仕上がりを求める場合や施工する時間がなかなか取れない場合は業者に依頼する方が良いのかもしれません。
壁紙の種類
壁紙で検索をすると様々な柄や種類の壁紙がヒットします。
その中で大きく分けると
- のりなし壁紙
- のり付き壁紙
上記の2種類です。
のりなし壁紙はのりが付いていない素の壁紙です。
種類が豊富でコストも安く抑えることが出来ます。
ただ、施工する際にのりを用意して壁紙に付けてから壁に貼り付ける必要があります。
広範囲に施工する際には写真のような業者が使用する糊付機などの機械がないと糊付けに時間が掛かったり仕上がりに影響します。
のり付き壁紙だとのりなし壁紙と比べると種類が少なく金額も少し高め
更にのりが乾かない2~3週間程度の間に使ってしまわないといけませんが…
最初からのりが付いていますので下地処理が終了していればすぐに貼り付ける事が可能です。
今回私はのり付き壁紙を用意しました。
初めて施工する際はこちらをお勧めします。
お住いの家が賃貸など原状回復が必要な場合はのりではなくのりなし壁紙+剥がせるのりを用意するかシールタイプの壁紙が出回ってますのでそちらを用意しましょう。
下地処理が大事
下地処理が仕上がりに大きく影響します。
元々壁紙が貼り付いている場合は張替え前の壁紙をはがして、下地処理をしてから新しい壁紙を貼るときれいに仕上がります。
壁に穴があいている場合は
パテやシール材を使用してあらかじめ穴を埋めておきます。
シールタイプの壁紙や原状回復が可能な施工方法ですと元々の壁紙の上から施工しますので基本的には下地処理は必要ありません。
なお、写真のような化粧合板、ペンキ塗装などツルツルした壁に壁紙を張る場合は、壁紙が密着するように
シーラーを使って下塗りを実施しましょう。
合板、ベニヤ板、石膏ボードなどの繋ぎ目に凹凸がある場合は
穴埋め用のパテで
繋ぎ目の段差を埋めます。
参考までに追加でメッシュテープを使用する方法もあります。
パテが乾燥したらやすりで段差を整えます。
パテを研ぐ際は粉が大量に出ますので部屋が汚れます。
汚れが付着してはいけないものがあれば予め片付けておくことと床に養生しておくといいでしょう。
これでようやく下地の処理が完了です。
なお、 クロス屋さん曰く年数の経っているプリント合板などで波うちが酷い場合や損傷個所が酷い場合は合板を上から貼り合わせてから施工した方がいいそうです。
貼り替えに便利な道具
張替えに必要な道具は
・ドライバー(スイッチカバー等を脱着する際に使用)
・ハサミ(壁紙切断用)
・カッター(壁紙切断用)
・はけ(壁紙を貼る際に空気を抜くために使用)
・地ベラ(壁紙切断用ガイド)
・ジョイントローラー(繋ぎ目処理用)
・コインとタコ糸(垂直線を出すのに必要)
・メジャー(長さ測定用)
必要に応じて
・脚立(高い箇所での施工で必要)
・鉛筆(印をつける際に使用)
・雑巾又は濡らしたスポンジ(はみ出たのりを除去する際に使用)
全く道具がない場合はセットで購入するのがおすすめです。
幾つか道具が揃っているなら不足している物のみ用意しましょう。
壁紙の貼り方
その1
壁紙をカット
貼りたい場所よりも両端を5cmほど余裕を持たせた状態で壁紙をカットします。
その2
線を引く
真っすぐに貼るガイドとして糸を垂らして線を引きます。
その3
壁紙貼り付け
その2で引いた線や隣の壁紙を見ながら貼ります。
はけを使って気泡を抜きながら貼りつけていきます。
その4
不要な部分をカット
地ベラとカッターを使用して不要な部分を切断します。
切断ごとにカッターの刃はまめに変えなければなりません・
参考までに刃を交換せずに使用し続けると切れ味が悪くなり
切断部の仕上がりが悪くなります。
写真のようになったらのりが乾燥してから所々はみ出た壁紙を切ると切り取れます。
繋ぎ目は
壁紙を繋ぎ合わせる際はお互い2~3cmほど被さるように張り付けて最後に中心付近をカッターで切断します。
その後余分な壁紙を除去後にジョイントローラーで押さえつけて密着させます。
柄のある壁紙の柄合わせ
柄のある壁紙の場合は
壁紙のフチにある余白の印を参考にされて下さい。
壁紙によって長さが異なりますが一定の長さで一順しますので同じ位置で再度カットすると柄も同じになります。
施工後
施工前の状態と比較すると良い感じに仕上がりました。
所々失敗した部分も御座いますがじっくり見ないと分からないレベルです。
最後に
今回初めてDIYで壁紙を貼り付けました。
下地の処理とそれに伴う片付けや清掃は中々大変です。
ただ、壁紙を貼るだけなら道具と時間さえあれば難しい作業ではありません。
用意したのはレンガ調の柄付きの壁紙でしたが繋ぎ目も綺麗に仕上げることが出来ました。
他にも貼りたい箇所があるので追加で壁紙を手配して挑戦してみようと思います。
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