スズキ 純正ナビの地図データ更新方法 (スタンダードプラスナビ)

以前紹介したスズキ純正 メモリーナビゲーションを使用して実際にナビデータ更新をやってみました。
なお、以下の手順は
スズキ純正として販売された2022年モデルのパナソニック製
・スタンダードプラスナビ
・スタンダードナビ
これらのナビゲーション
もしくはそれ以前のモデルです。
2023年モデル以降のナビゲーションについても更新方法が少し変わっていたり機種によっては更新方法が増えていますが基本は同じやり方です。
ですのでこちらも一緒に紹介できればと思っています。
目次
更新方法はWebダウンロード方式もしくはSDカード送付のいずれか
大きく2つの方法があります。

1つ目
地図アプリを使用して地図データをダウンロードして更新用SDカードに書き込む方法
パソコン(2023年モデル以降はスマートフォン対応)の専用サイトから地図アプリをダウンロード、合わせてユーザー登録を行う事で利用が出来る方法になります。
恐らくメーカー側はこちらの方法をメインにサービスを行っている模様。
カタログにある最長5年分のナビ更新を
フルに活用するにはこちらの方法一択です。
ただ、ユーザー登録の手続きやアプリ、地図データのダウンロードは手間と時間が掛かります。
ダウンロード環境が整っていない場合や機器の操作が苦手な方は初めから2つ目の方法を選択された方が良いかもしれません。
2つ目
更新用SDカードの送付手続きを行い後日届いたSDカードをナビに挿入して更新を行う方法

ダウンロードの方法と違いこちらは初めから作成された更新用SDカードを後日郵送して貰う方法です。
こちらは地図データの更新方法として従来から行われている一般的な方法になります。
購入時に説明書と一緒に同梱されてあるはがきが手元にあれば同じく同梱されているシリアルナンバーの書かれたラベルを貼り付けて送付先を記載するだけ♪
※はがきを紛失された場合はネットでユーザー登録を行い手続きをする事も可能。
私が把握している中ではこの方法が1番簡単!
ただ注意しないといけないのが
・更新可能回数は3年後に送られてくる1回の更新分のみ
・申込受付期限が発売年から約2年半と期限がある
3年経過した際にその時の最新の地図データへ更新するというものです。
最長5年分のナビ更新はこの方法だと対象外。
それからよく初回車検(登録から3年目)の際に地図データ更新を希望するユーザーさんがいらっしゃいますがこちらの方法だと申込期限に間に合いません。
最低でも2回目の点検(法定12か月点検)を受ける頃までには申し込みのはがきを投函しておく必要があります。
また、余談ではありますが…
転勤や異動などで引越しをされる方は郵便物の転居届を確実に行っておかないと同様にSDカードが送られてこず更新が出来なくなりますのでご注意下さい。
更新用SDカードの準備・取り出し方
地図データ更新を行うにあたって車両のナビゲーションシステムに挿入されてある更新用SDカードを取り出す必要があります。

挿入口(スロットル)はフロントパネル奥にありますので
まずはパネルを展開
すると赤枠で囲ったカバーが外れるようになっています。
この時点で一旦車両の電源をオフにしてカバーを左にスライドして外しましょう。
※カバーが隙間に挟まる場合がありますのでご注意下さい。

カバーが外れたら更新用SDカードを取り出す事が可能です。
取り外したSDカードが更新する際に必ず必要になります。
※2023年モデル以降のモデルで
更新用SDカード挿入口がない場合!!
更新用SDカードを作成する必要があります。
手順としては
その1 SDカードを準備 (16GB以上のSDカード)
予めフォーマットしておくかナビゲーションに差し込んだ状態で初期化を行います。
その2 車両にカードを挿入する
青枠で囲っているSDカード挿入口に空きのSDカードを挿入します。
その3 更新用SDカードの作成
ナビ画面の 情報設定 → システム情報・設定
→ ソフトウェア・地図更新 → 更新用SDカードを作成 を選択
指示に従って更新用SDカードを作成
地図更新アプリを使用して地図データをダウンロード

まず地図データ更新の案内ページにアクセス

スクロールするとナビゲーションシステムを選択するタブがあるので取扱説明書もしくはナビ本体フロントパネルに記載されてある品番を選択。

更新期限などの情報の下に記載されてある手順の通りに進めます。

アプリをインストール

合わせてユーザー登録、ログイン

更新用SDカードを読み込ませることで
ようやく更新データダウンロードに進めます。
ここからもまだまだ続きます。
更新にも種類があり
・全地図データ更新
・部分地図データ更新
のいずれかを選択!
ちなみに
全地図データ更新は更新可能回数は5年の中で最大2回
部分地図データ更新の可能回数は年間6回の更新が可能
※1 最大の違いは市街地図を含むか含まないか。
※2 スマホにて更新が可能な機種については部分地図データ更新のみ可能で全地図データ更新を実施する際はPCにて行う必要があります。

今回は全地図データ更新を選択

SDカードへの書き込みが終われば更新用SDカードが完成します。
更新用SDカードの作成にかかる時間は最短でも約2時間
SDカードに書き込む時間を含めての所要時間は
あくまで参考程度ではありますが
自宅のパソコン(Windows PC)
契約している50Mbps程度のインターネット回線で約2時間掛かりました。
部分地図データ更新の場合は全地図データ更新よりもデータ容量が少ない為上記の時間よりかは早く終わるとは思いますが環境によっては更に時間が掛かる可能性も十分考えられます。
ご自宅にモバイル回線しか環境がない場合ですと
ダウンロード作業は結構な時間を要するかもしれません。
※更新方法2つ目の更新用SDカード送付手続きを行った場合
これらの作業が不要です。
更新用SDカードをナビ本体に挿入してデータ更新
更新用SDカードの準備・取り出し方で記載した挿入口にSDカードを挿入します。
その後車両の電源を入れると
地図SDカードの更新を行いますか?
と表示がされるので はい を選択して更新開始!
※故障するリスクがありますので更新作業中は絶対に電源を落とさないようにしましょう。

無事に更新が終わると完了画面が表示されますので電源を切ってしばらく時間をおいてから再起動をする事で作業が完了します。
最後に
地図データ更新の方法についてざっくりとではありますが紹介させて頂きました。
ユーザー登録や地図アプリのインストールは1度行えば次回は省けますので手順としてはさほど難しくはありません。
しかし、更新データのダウンロード → SDカードへ書き込みの時間が結構掛かります。
面倒だと感じた方はSDカード送付手続きを行った方が無難だと思いました。
今回はスズキ純正ナビ(パナソニック製)の
ナビ更新について記載をしていますが
国産車
・スバル
・マツダ
・三菱
・ダイハツ
輸入車
・ランドローバー
・プジョー、シトロエン
・フォルクスワーゲン
・ボルボ
上記メーカーでパナソニック製の純正ナビが装着されていれば殆ど同じ手順で更新作業を行えます。
以上このページに辿り着いた方へご参考になれば幸いです。
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